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金曜日, 2月 15, 2008
2007年度手術の症例数と内訳
2004年から2007年の主従症例数の推移
木曜日, 2月 07, 2008
VFへのご質問への回答です
ヨッシーさんより,嚥下障害の検査(VF)についてご質問をいただきましたので,ここで当院ST志田より回答させていただきます.
ご質問ありがとうございます。さっそく質問に対する回答を記入させてもらいます。
Q:VF検査以外に嚥下機能を評価する方法はあるのでしょうか。
A:当院ではVF以外の評価として反復唾液飲みテスト(RSST)・改訂水飲みテスト・フードテストを行っています。各評価の方法は下記の通りです。
反復唾液飲みテスト:口腔内を湿らせた後に唾液飲みを30秒間繰り返す(30秒で2回以下が異常)
改訂水飲みテスト :冷水3mlを嚥下してもらう(3回繰り返し最も悪いものを評価する)
フードテスト :ゼリーを食べてもらう(摂食状況を評価する)
当院では行っていませんが、他にも嚥下検査としてパルスオキシメータや頚部聴診、嚥下誘発テスト、咽頭二重造影、嚥下前後X線撮影等があります。詳しくは参考文献を参照してください(参考文献:「嚥下障害ポケットマニュアル」執筆 聖隷三方原病院嚥下チーム)。
Q:VF検査を行わず嚥下訓練をおこなってもいいのでしょうか。
A:VFの無い病院等では上記した検査法を中心に評価をし、訓練を行っているところが多いと思われます。嚥下障害の病態は様々であり、評価は必須です。VFの有無に関わらず正しい評価を行い、アプローチしていくことが重要と考えています。
返答になっているでしょうか?
わからない事がありましたら投稿してください。現在、「嚥下障害ポケットマニュアル」以外にも嚥下障害に関する文献も数多く出版されています。ぜひ参考にしてみてください。
高橋脳神経外科病院 リハビリテーション部 ST志田
ご質問ありがとうございます。さっそく質問に対する回答を記入させてもらいます。
Q:VF検査以外に嚥下機能を評価する方法はあるのでしょうか。
A:当院ではVF以外の評価として反復唾液飲みテスト(RSST)・改訂水飲みテスト・フードテストを行っています。各評価の方法は下記の通りです。
反復唾液飲みテスト:口腔内を湿らせた後に唾液飲みを30秒間繰り返す(30秒で2回以下が異常)
改訂水飲みテスト :冷水3mlを嚥下してもらう(3回繰り返し最も悪いものを評価する)
フードテスト :ゼリーを食べてもらう(摂食状況を評価する)
当院では行っていませんが、他にも嚥下検査としてパルスオキシメータや頚部聴診、嚥下誘発テスト、咽頭二重造影、嚥下前後X線撮影等があります。詳しくは参考文献を参照してください(参考文献:「嚥下障害ポケットマニュアル」執筆 聖隷三方原病院嚥下チーム)。
Q:VF検査を行わず嚥下訓練をおこなってもいいのでしょうか。
A:VFの無い病院等では上記した検査法を中心に評価をし、訓練を行っているところが多いと思われます。嚥下障害の病態は様々であり、評価は必須です。VFの有無に関わらず正しい評価を行い、アプローチしていくことが重要と考えています。
返答になっているでしょうか?
わからない事がありましたら投稿してください。現在、「嚥下障害ポケットマニュアル」以外にも嚥下障害に関する文献も数多く出版されています。ぜひ参考にしてみてください。
高橋脳神経外科病院 リハビリテーション部 ST志田
日曜日, 1月 27, 2008
tPAによる血栓溶解療法の現状 (後編)
治療の流れ
来院~診断…発症時間の把握・画像診断(MRI/MRA)
↓
診断~適応決定 …既往歴・服薬内容の確認 血液検査値の確認
↓
インフォームドコンセント
↓
治療開始
0.6mg/kg(成人の場合,薬液量で30-40ml)を静脈投与10%を約1分間で,残り90%を1時間で静注
当院での治療実績
2006年10月1日~2007年9月30日 tPA静注療法 7名(全脳梗塞患者 303名の2.3%)
症例
59才男性
2007年2月1日9時10分 右麻痺・失語で来院(発症から30分後)
心房細動(+) 左中大脳動脈閉塞の診断
発症から1時間45分でtPA静注開始
静注20分後,右麻痺が改善
静注105分後,失語が改善
28病日 退院
現在,就労復帰し抗凝固療法施行中
来院~診断…発症時間の把握・画像診断(MRI/MRA)
↓
診断~適応決定 …既往歴・服薬内容の確認 血液検査値の確認
↓
インフォームドコンセント
↓
治療開始
0.6mg/kg(成人の場合,薬液量で30-40ml)を静脈投与10%を約1分間で,残り90%を1時間で静注
当院での治療実績
2006年10月1日~2007年9月30日 tPA静注療法 7名(全脳梗塞患者 303名の2.3%)
症例
59才男性
2007年2月1日9時10分 右麻痺・失語で来院(発症から30分後)
心房細動(+) 左中大脳動脈閉塞の診断
発症から1時間45分でtPA静注開始
静注20分後,右麻痺が改善
静注105分後,失語が改善
28病日 退院
現在,就労復帰し抗凝固療法施行中
市販後調査2005年10月11日~2007年3月31日 有効性集計対象症例 2484 例無症状 15.9%就労可能 16.4%軽度の障害(援助不要) 10.8%要介助だが独歩可能 8.9%要介助 16.0%重篤な後遺症・全介助 12.5%死亡 19.5%
計 32.3%2007年10月 田辺三菱製薬(株)
市販後調査2005年10月11日~2007年10月10日 推定使用症例 8300 例副作用報告数 1278 例(1552件) …15.4%出血関連副作用 1154例(86.9%) …13.9% 頭蓋内出血 977例 消化管出血 32例 口腔・歯肉出血 78例 尿路出血 44例 皮下出血 74例死亡転帰 276例 (関連死の可能性 128例…1.5%) 頭蓋内出血死亡 62例 …7.5%2007年10月 田辺三菱製薬(株)
地域連携により可能なこと・迅速に専門施設に搬送・血液検査
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